言葉を失って、それをごまかすように、冷め始めた料理に箸をつけた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:61% 作品を確認(amazon)
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(恐怖や驚きで)声にならない
驚いたときのリアクション
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......大変だよね、取り戻すの?」「それ以来、まだ一度もギターを触ってない。楽器のメンテナンスも、人に任せたままだよ。そんなつもりじゃなかったんだけど。……」 武知は、言葉を失って、それをごまかすように、冷め始めた料理に箸をつけた。蒔野は、紹興酒のグラスに氷を足しながら、方々で話が弾んでいるテーブルを見渡した。「もう、ギターは弾かないの?」 ほど経て、武知は、蒔野の右手の爪が、一応は手入れ......
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(恐怖や驚きで)声にならないの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
美鈴がヒクッとつっかえたように口をつぐむ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
彼女は、「──え?」と一言発したきり、絶句した。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
発するべき言葉が浮かばず、口をぱくぱくと動かすだけだった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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驚いたときの自然な反応(リアクション)の表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
はっと雪子が顔を上げた。教師に突然、名指しされた生徒のようだった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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まるで自分自身の背筋を蛇の肌で 撫でられたような 悪寒 を覚えた
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
薄氷を踏む思いで
太宰治 / 人間失格
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