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(マチスの美術館)私はその静かな空間にあふれる色彩を見て、マチスの心のかけらを永遠に体と心に写し取ったような気さえした。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:97% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......がたくさんいて、ニースの近くにあるマチスの美術館はただで、空いていた。 すばらしいものがただで空いている、ということ自体が、東京ではなにごとにもまずありえない。私はその静かな空間にあふれる色彩を見て、マチスの心のかけらを永遠に体と心に写し取ったような気さえした。 そして、ベリーズのマスターは帰ってきて、前とは別の所に、レゲエバー・ベリーズをオープンした。昔のように気分によって音楽をかけかえたりせず、ひたすらレゲエばっか......
単語の意味
体(からだ)
永遠(えいえん・とわ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
永遠・・・ある状態が果てしなく続くこと。物事が変化しないこと。無窮(むきゅう)。永久(えいきゅう)。
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芸術の価値は、カントの定義以来、〈美しい beautiful〉か〈崇高 sublime〉かのいずれかだったが、二十世紀後半以降、取り分け顕著に現代のネット社会では、それがそのまま、〈カッコイイ cool〉か〈スゴイ awesome〉かになっている。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
蘆雪の群猿図は奔放でいかにも蘆雪らしく、八枚の右の二枚は構図からも描法からも、 為事 を投げ出してしまったような露骨な 破綻 を見せていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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小学生の上ばきのような運動靴
浅田次郎 / ろくでなしのサンタ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(広げた)絵巻物がさながら生きているもののように、ひとりでに捲き拡がって
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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