身内に歓喜が走った。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 ページ位置:53% 作品を確認(amazon)
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喜ぶ・うれしい
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前後の文章を含んだ引用
......買い国電に乗り、渋谷で降りた。 駅前のスクランブル交差点を西武デパートの方へ歩きかけた時、目の前を右へ横切る睦子を見たのだった。私がそれを意識するかしないうちに身内に歓喜が走った。 睦子は小走りに国電のガードの下の道に向う。ガードをくぐり、宮益坂へ人を縫って急ぐ。無論私は追いかける。追いかけながら、自分が何故前を行く女を睦子と思っているか......
単語の意味
歓喜(かんき)
歓喜・・・大喜び。心の底から喜ぶこと。
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なにか気の利いた演説でもしようと思っていた。なのにいま、胸にこみ上げてきた喜びと興奮で佃の脳は思考停止し、出てくるのはただ感謝の言葉だけだ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
体の奥底から湧き出てくる歓びに震えた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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顔が小児 のように輝やいた。
夢野久作 / あやかしの鼓
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