急に小さな 戦慄 が走り抜けた。
阿刀田 高 / 狂暴なライオン「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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戦慄・恐怖で震える
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前後の文章を含んだ引用
......画けず、すぐに黒く塗りつぶした。 須藤秀樹、須藤秀樹、須藤秀樹……。 今度は名前を書き続けた。 それからふと奇妙な衝動にかられて、 須藤昭子 と、書いてみた。 急に小さな戦慄が走り抜けた。昨夜見た無気味な夢を思い出した……。自分はこれからなにをしようとしているのだろう?「本当にどうかしている」 昭子は画紙をこまかく鋏でちぎって屑箱へ捨てた。 ソフ......
単語の意味
戦慄(せんりつ)
戦慄・・・怖くて震えること。おののくこと。「戦」も「慄」も訓読みで「おのの(く)」と読める。
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戦慄・恐怖で震えるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
一人になった時、体が意志とは関係なく震えだしました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
夢野久作 / ドグラ・マグラ
どう怺 えても、ガタガタぶるいが止められない
吉川英治 / 八寒道中
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「戦慄」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
その報告は聞く者の心に白刃を突き通されたような戦慄をあたえた。
石川 達三 / 日蔭の村 amazon
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
自分の胸の中で暗い想像が、輪郭のはっきりしない重苦しい塊が、膨らむのが分かる。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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