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魚屋の前は眼をつぶって、息を殺して通る。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:68% 作品を確認(青空文庫)
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生活苦・貧しい暮らし(日々)
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前後の文章を含んだ引用
......ちはキャベツばっかり食べている。ソースをかけて肉なしのキャベツをたべる。それはねえ、ただ、まぼろしの料理。夢のなかの出来事さ。粉挽 も見た事がない。魚はもちろん、魚屋の前は眼をつぶって、息を殺して通る。あいなめに、鯛に、さばに、いさき、かつおの紳士。――フランセ・ママイといってね、時々私の処 へ夜噺 しに来る笛吹きの爺さんが、ああドーデーと云う方は金に困らぬ小説家......
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細々とその日の口をぬらす
宇野 千代 / おはん amazon
長雨で、飢えにひとしい生活をしている
林芙美子 / 新版 放浪記
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私は大かた半日同じ姿勢で為すことなく暮した。
岡本かの子 / 河明り
わずかな仕送りのお金で貧乏しながら、歌のレッスンに通っていた
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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