TOP > 人物表現 > 呼吸 > 深呼吸・大きく息をする
息を一ぱい口の中に吹き込み、千子の体を護謨(ごむ)風船のようにぱんと一度に破裂させてみたくなる
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) 作品を確認(amazon)
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深呼吸・大きく息をする
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単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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深呼吸・大きく息をするの表現・描写・類語(呼吸のカテゴリ)の一覧 ランダム5
胸いっぱいの感動を吐きだすように、未明の空をふり仰いで大きく息を吐く
山本 周五郎 / やぶからし amazon
男が大きく息を吐く音が聞こえた。深い井戸の底から立ち上るゆっくりと太い吐息だった。それから次に息を大きく吸い込む音が聞こえた。森の樹木のあいだを吹き抜ける烈風のごとく荒々しく不穏だ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
深い海底からようやく浮かび上がってきた人のように、大きく息を吸い込み、それを吐き出した。身体中の空気を丸ごと入れ換えるみたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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「呼吸」カテゴリからランダム5
腹の底から溜息が出た。私は何度も深呼吸をした。
林芙美子 / 新版 放浪記
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