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重い口がほぐれ、ぽつんぽつんと生いたちをしゃべる
向田邦子 / だらだら坂「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:32% 作品を確認(amazon)
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暗い性格・陰気
朴訥・寡黙・無口な性格
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......うにバツ印をつけた。つけながら、門脇トミ子という名前と連絡先をそっとメモしていた。手がひとりでに動いたという感じだった。 トミ子は北海道積丹半島の生れである。 重い口がほぐれ、ぽつんぽつんと生いたちをしゃべるようになったのは、随分あとのことだが、肉といえば馬肉のことで、子供の時分、牛肉はあまり食べたことがなかったという。 どういうわけかトミ子の村だけが、食品を包むラ......
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ちえ子には帰る家がなかった。 不幸な時代の話ならいざ知らず、今ではよほど珍しい境遇だろうと思うから、口に出したことはない。それが寡黙で控えめな自分の印象となってしまっていることも、よく知っている。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
浅利(あさり)がものに触れたようにふっと口を閉じる
内田 百けん / 冥途 amazon
僕は半月の夜にはなぜか無口になるのだ。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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自分の若さをそのままにぶつけて、わがままをさせてもらう
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
B級ホラー映画が好きなあたしは、血や内臓がドバドバ溢れる映像をビーフシチューを食べながらでも観ていられる。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
平然と、眉毛 も動かさずに坐っていました。
芥川龍之介 / 杜子春
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