長篇小説と呼んでいいものがあるとしても、せいぜい一つか二つだろう。あとは、短篇仕立ての章をいくつも繋いだ鈍行列車のようなものだと思っている。
三浦 哲郎 / 随筆集 一尾の鮎 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
小説
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
ここに意味を表示
小説の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(小説の最後まで明かされない部分)我々は最後までミステリアスな疑問符のプールの中に取り残されたままになる。《…略…》カラフルな浮き輪につかまった人々が困った顔つきで、疑問符だらけの広いプールをあてもなく漂っている光景が目に浮かんだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
「N・P」なんか目じゃないことが次々起っているのにどうして小説なんて書く必要があるんだろう…という疑問には、「結局、それぞれの人間がそれぞれの局面で言葉にしきれず、表現し難かった何かを物語にして見知らぬ他人とわかちあいたいのだ。」という答えも得ました。
吉本 ばなな / N・P 文庫版あとがきエッセイ「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
観察が甘く、まるで童話的だ。
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「道具・家具」カテゴリからランダム5
目についたカフェで休んで、こうしてあなたにせっせと手紙を書いています。まるで無人島から、 瓶 にいれてメッセージを送るみたいに。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
道具・家具 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ