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ミュウはそう言うとぼくに横顔を向けて、窓の外を見た。海を渡ってくる風がひだのあるカーテンを揺らせていた。彼女が夜の闇に目をやると、部屋の静寂がいちだんと深まったような気がした。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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会話の間を取る
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前後の文章を含んだ引用
......思い出話だと思っていたんだけど、あとになってみると、そこで話されたことのすべてに意味があるような気がしてきた。あるいはただの思い過ごしなのかもしれないけれど」 ミュウはそう言うとぼくに横顔を向けて、窓の外を見た。海を渡ってくる風がひだのあるカーテンを揺らせていた。彼女が夜の闇に目をやると、部屋の静寂がいちだんと深まったような気がした。「ひとつ質問をしていいですか? 話の腰を折るようで申し訳ないんですが、さっきから気になっていることがあるんです」とぼくは言った。「あなたはすみれがこの島で行方不......
単語の意味
横顔(よこがお)
静寂(せいじゃく)
横顔・・・横向きの顔。横から見た顔。
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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会話の間を取るの表現・描写・類語(言葉を交わすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
どう切りだそうかな、と少し考えこんでいた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ黙る・沈黙会話の間を取る
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