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がっしりと四角い牛乳石鹸
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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石鹸(せっけん)
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......。住民一人一人が分別しても、集積場にいったらゴミなんて全部混ぜられて焼却される。誰かが言ってたもの、確かに。でもあの男が怒るから。地球を大切にしろと怒るから。 がっしりと四角い牛乳石鹸は、清潔な甘い白い匂いで、ずっと嗅いでたら安らかに逝けそうな気がする。安息香酸、それは主にシャンプーに含まれる化合物らしいが、私にとっては石鹸の匂いを表す言葉。......
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エキゾチックな匂いのする石鹼
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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願わくは書くものすべてが生きのいい鮎のようであれ。
三浦 哲郎 / 随筆集 一尾の鮎 amazon
(土嚢)短い砲身を助けるために、一段高く土嚢が積まれているのが、特別あつらえの座布団のようにみえる。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
腰掛けは得たいが知れない程ブクブクして柔かである。
林芙美子 / 新版 放浪記
食べ物のエキスが染みて、うっすら変色してしまった食器。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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