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斎場をあとにすると、彼が死んだという事実の現実感も、知らせを受けた直後の曖昧さにふらふらと 踵 を返してしまいそうになった。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:34% 作品を確認(amazon)
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夢のよう・現実味がない
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前後の文章を含んだ引用
......言葉もかけてやれなかった。確かに多少、肥満気味ではあったものの、本人が腹をさすりながら、笑ってダイエットの決意を語る程度のことで、誰も深刻には考えていなかった。斎場をあとにすると、彼が死んだという事実の現実感も、知らせを受けた直後の曖昧さにふらふらと踵を返してしまいそうになった。 城戸は、自分が今死んだならと考え、その事実を母親から告げられて、驚く颯太の顔を想像した。恐らく、その意味もわからぬまま、「おとうさん、しんじゃったの?」と問い......
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曖昧(あいまい)
曖昧・・・はっきりしないこと。明確さに欠けるさま。「曖」も「昧」も訓読みで「くら(い)」と読める。
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