天道虫のように丸々した頭も尻尾もない字
田辺 聖子 / 休暇は終った 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
文字・活字
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
天道(てんとう)
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫(てんとうむし)
天道・・・天地を支配する神。お天道(てんと)さま。転じて、太陽の別名。
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫・・・テントウムシ科の甲虫の総称。背中は半球形でつやがある。赤地に黒の斑点があるものが最も多く普通。無地のものもいる。多くはアブラムシなどを食べる益虫だが、作物を食べる害虫もいる。「天道虫」の字の由来は、太陽に向かって飛んで行くので太陽の別名、天道(お天道さま)から。
ここに意味を表示
文字・活字の表現・描写・類語(言葉・話のカテゴリ)の一覧 ランダム5
墨跡もかすれひどく崩れた書体だが、眺めているうちに読むことができた。
阿刀田 高 / サン・ジェルマン伯爵考「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
博士のいつもの筆跡だった。全体的に丸みを帯び、所々鉛筆がかすれていながら、雑な雰囲気はなく、むしろ記号の形や0の合わせ目には丁寧さが感じられる。用紙の面積に比べ、数式は小さめで、真ん中よりやや上に、慎ましやかに記されている。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「言葉・話」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
言葉・話 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ