風船のようにぱんぱんにふくらんだお米から漂う湯気
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:32% 作品を確認(amazon)
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白飯・米
膨らみ・膨張
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......限は七限だったけど……今日はなにしてんの?」 ひーちゃんは昨日もおとといもこうしていましたみたいな顔をして、つややかに立ち上がっているお米を茶碗によそっている。風船のようにぱんぱんにふくらんだお米から漂う湯気を、大切そうに顔じゅうに浴びているひーちゃんを見ていると、動揺しているあたしの方が間違っているように思えてくる。「なにしてんのって……ごはんでも食べようと思って......
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白飯・米の味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
炊きあがったあとのかがやくばかりの新米はまったく「銀シャリ」の名のとおりで、それだけで食欲が湧いてくる。
楠本 憲吉 / たべもの歳時記 amazon
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松を割って八寸くらいにしたのが山のように積んであって、その隣りには石炭が岡のように盛ってある。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
谷のやうになった窪地
宮沢賢治 / ひかりの素足
「米」カテゴリからランダム5
チキンライスなぞ、子供が食べるものとおもっているにちがいない。 レストランで、いろいろ香料をまぜ合わせた上等のチキンライスよりも、私は、トマトケチャップだけで炒めたやつを、田舎の食堂などで食べるのが好きだ。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
ゴハンの水分を、いかに素早く蒸発させるか、これが炒飯の要諦である。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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