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少女の声、その残響が、まだうっすらと鼓膜に残っている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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耳に残る・音声を覚えている
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前後の文章を含んだ引用
......し出す。俺は思わず手を伸ばす。薄暗い電車に細く差し込んだ夕日みたいな、鮮やかなオレンジ色。人混みに体を突っこんで、俺はその色を強く摑む。 そこで、目が覚めた。 少女の声、その残響が、まだうっすらと鼓膜に残っている。 ……名前は、みつは? 知らない名で、知らない女だった。なんだかすごく必死だった。涙がこぼれる寸前の瞳、見たことのない制服。まるで宇宙の運命を握っているかのよう......
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残響(ざんきょう)
残響・・・音が鳴り終わった後も、室内の壁などの反射によって、しばらく聞こえる音。鐘を打ち終えたあとも残って響く音。
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その声は今でも耳の奥に響いている。
阿刀田 高 / ゴルフ事始め「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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