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彼女の手指の爪には、上品な白とベージュのフレンチネイルが施されて小粒のラインストーンが光っている。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ ページ位置:45% 作品を確認(amazon)
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......もすうすうしている。美人は顔や身体というパーツだけでなく、また笑顔やしぐさだけでもなく本人が無意識になる眠りという部分でも美を保っている。携帯をにぎりしめている彼女の手指の爪には、上品な白とベージュのフレンチネイルが施されて小粒のラインストーンが光っている。彼女くらい全体的にハイレベルで整っていれば、私もイチに積極的に近づけたかもしれない。 二十分経つとそれぞれの手の内で携帯電話のアラームのバイブがふるえて、私たち......
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ピンセットで爪に星を落とす。極小の金色のひらべったい星は塗りたての薄紫のエナメルにぴたりとくっつき、繊細な作業をしたあとのピンセットの先は少し震えている。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
彼女の手指の爪には、上品な白とベージュのフレンチネイルが施されて小粒のラインストーンが光っている。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
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梶井基次郎 / 城のある町にて
年齢は五、六歳上といったところだろうか。うっかりだぶついた手の甲に目を留めて、そう思ったが、顔はほとんど表情が埋め立てられてしまったかのように、リフティングや注射で張りつめていた。《…略…》ヘレンも美貌だが、頰や目尻といった感情の出やすい部分が動かないので、喋っていることが本音なのかどうか、つい考えてしまう。向かい合っていると、洋子自身の表情まで、そのコルセット風の顔に閉じ込められてゆくような感覚があった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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