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昆布の地肌が蛙の背中のようにきめが粗い
山崎 豊子 / 暖簾 作品を確認(amazon)
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海藻・水草(風景)
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単語の意味
背中(せなか)
蛙・蛤・蝦(かえる・かいる)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
蛙・蛤・蝦・・・両生類の一種。よく跳ねて、よく泳ぐ。体は短くて、首はなく胴と頭が連続しており、尾はない。後ろ足は大きくて、指には水かきがある。皮膚は湿り、色は多彩、種によっては変色する。変態し、幼生はオタマジャクシ。人間生活に身近な存在で、雨や田の神とする地域もあるなど伝承や俗信が多い。「かいる」は「かえる」の訛り。
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昆布の地肌が蛙の背中のようにきめが粗い
山崎 豊子 / 暖簾 amazon
(川の)水底の藻が水勢のままに髪を梳られるような工合に靡いて
上林 暁 / 野「上林暁全集〈第3巻〉小説(3)」に収録 amazon
岸に近い海面が、春の海藻の丹のいろに染まる
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厚い藻のかたまりがあった。それは糸杉の森のように水底から垂直にたっていた。
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