心臓の音・鼓動の表現・描写・類語(骨・内臓のカテゴリ)の一覧 ランダム5
心臓が一足毎に無気味にピンピン蹴 るようにはね上った。
小林多喜二 / 蟹工船
破(わ)れ鐘のように鳴っている自分の心臓の鼓動
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
心臓が、空気銃で撃たれていまにも死にそうな小鳥の心臓のように、とくとくと小さく打っている
サン=テグジュペリ / 星の王子さま amazon
胸にはセコンドを刻むような小さい鼓動がだんだん高まってくる。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
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「骨・内臓」カテゴリからランダム5
(血痕は)、窓をあけると同時に飛び翔った蝶が、窓枠に残して行った鱗粉のようなものにすぎなかった
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
黒い液体が、眉間 から青白いその顔へ、見るまに、いくすじも流れだしている。
吉川英治 / 野槌の百
血がまるでホースのさきから噴き出しでもするように流れ出る。
宇野 千代 / 色ざんげ amazon
(透き通った肌を通して見える)ブドウ色の内臓
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
緑色の 襦袢 の背中に、あざのような赤い 斑点 が現われ、次第に拡がって行った。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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