印象に残っている宮原先生の言葉はありますか? 村田 「小説家は楽譜を書いていて、読者はその楽譜を演奏してくれる演奏家だ」という言葉です。読者は作家よりも上にいるものだと考えて、上に向かって書かなくてはいけない。決して読者を下に見てはいけない、と。そうでないと小説が下品になる。
※備考※ 芥川賞受賞者インタビュー 村田沙耶香
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(小説を書く)目を閉じ、深呼吸をし、頭の中に適切な言葉を並べた。言葉の順序を入れ替え、イメージをより明確なものにした。リズムをより的確なものにした。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(小説を書く)戦国時代を背景にした小説……ことに、戦場のシーンを書きつづけているときなどは、威張り返って荒々しい挙動をするそうだし、また〔鬼平氏〕が酒なぞをのんでいるところを書いているときは、二匹の飼猫にもやさしいそうだ。 前にものべたことだが、それだけに一つの仕事から別の仕事へ移るときの気分転換にはまったく苦労する。 理論的に人物を描くことが不得手な私は、できぬまでも、それぞれの人物になりきろうとする。その気分が醸成されるまでは、どうしてもペンがうごいてくれぬ。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
(短編小説)97 の短編が収録されている。根気のない人だったらしく、まるで散文みたいなごく短いストーリーが次々にくりだされる本だ。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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掌に小さなマッチの火がかこわれると硫黄の煙が鼻をつきあげた
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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