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河には無限の乳房のような水源があり、末にはまた無限に包容する大海がある。この首尾を持ちつつ、その中間に於ての河なのである。そこには無限性を蔵さなくてはならない
岡本かの子 / 河明り ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......娘の創造こそ私の行くべき本道である。  だが、こう思いつつ私が河に対するとき、水に対する私の感じが、ほとん[#「ほとんど」は底本では「ほとんんど」]前と違っているのである。河には無限の乳房のような水源があり、末にはまた無限に包容する大海がある。この首尾を持ちつつ、その中間に於ての河なのである。そこには無限性を蔵さなくてはならないはずである。  こういうことは、誰でも知り過ぎていて、平凡に帰したことだが、この家の娘が身をけるようにして、河上を探りつつ試みたあの土俗地理学者との恋愛の話の味い......
単語の意味
首尾(しゅび)
首尾・・・頭と尻尾という意味。
1.初めと終わり。初めから終わりまで。
2.最初からの経過や物事の成り行き、結果。
3.都合をつけること。とくに、男女が逢う機会を作ること。
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