冬の夜が錐(きり)のような霜を挟んでからりと明け渡る
夏目 漱石 / 門 作品を確認(amazon)
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冬の朝
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単語の意味
明け渡る(あけわたる)
冬の夜(ふゆのよ)
明け渡る・・・夜が完全に終わる。雲や霧がなくなり晴れ渡る。どこを見ても空が明るく、少しの暗さもなく晴れる。
冬の夜・・・冬の、ひっそりとした寒い夜。
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冬の朝の表現・描写・類語(冬のカテゴリ)の一覧 ランダム5
朝眼がさめると、その辺じゅうが凍って、柱の裂ける音が聞こえたり、床の上も土間も歩くとバリバリと鳴り、寒さが皮膚を刺すように感じられて、その辺のものすべてがピンピン響きあうばかりに冴えわたって来ます
中河与一 / 天の夕顔 amazon
冬の夜が錐(きり)のような霜を挟んでからりと明け渡る
夏目 漱石 / 門 amazon
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「冬」カテゴリからランダム5
肌の筋肉が寒い冬に抵抗して一時に緊縮するような冬
夏目漱石 / 門 amazon
雪解けの清冽な水が土壌を洗う春
奥泉 光 / 石の来歴 amazon
冬の夕方の空が硝子のような色をする
大仏次郎 / 雪崩 amazon
一面を覆っていた雪が溶けて、沢の水が音を立てて流れ始める春の日
永井路子 / 朱なる十字架 amazon
落葉もつもる初冬の寒さ
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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