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(刃を研ぐ)砥石を使って、斧の刃を剃刀ぐらいに鋭く研ぐ。薄くしすぎても、刃がすぐ欠けちゃって仕事にならないから、加減がむずかしい。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:36% 作品を確認(amazon)
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刃物(ナイフ・剣・刀)
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前後の文章を含んだ引用
......要があるってことだろう。俺は伐倒のエキスパートになれるのかな。まだ、チェーンソーの目立てもうまくできないのに。 あ、目立てってのは、刃を研ぐことだ。ヨキなんかは砥石を使って、斧の刃を剃刀ぐらいに鋭く研ぐ。薄くしすぎても、刃がすぐ欠けちゃって仕事にならないから、加減がむずかしい。ヨキが夜、自宅の土間で目立てをするときは、技を盗むべく、俺もそばで観察している。そこまでしなくていいんじゃねえか、と自分でも思うんだけど、気になって観察せずには......
単語の意味
砥石(といし)
砥石・・・包丁などの刃物をとぐ石。
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冷たく光る刀身は、抜けばたちまち大気中の蒸気を表面に集めるが、それは一点の曇りもない清冽な肌合いを持ち、たぐいなき刃には歴史と未来が秘められている。そり返った細身の背は、精妙と優雅さと最大の強度を一つに結ぶ。これらのすべてが私たちに力と美、畏敬と恐怖の混在した感情を抱かせるのである。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
ちかッと、青い夕月の光が、脇差の刃に刎 ねた
吉川英治 / 無宿人国記
詰んだ地肌に引いている深い匂いが薄霞のたなびいたようで、何ともいえず高い気品のある刀
海音寺 潮五郎 / 武道伝来記 amazon
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豆を炒るような小銃を発散する音
今 東光 / 東光金蘭帖 amazon
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