犬の表現・描写・類語
猟犬のような犬が、人間のようにじっとこちらをながめていた。
丹羽 文雄 / 顔 amazon
(犬は)モップのように乾いて艶のない灰色の毛を生やして
椎名 誠 / 犬の系譜 amazon
(子犬)いろいろのがいますよ。豆自動車のようなのやら流線型やら、オートバイのように元気なのやら、にぎやかなものですよ
小出 正吾 / 名犬コロのものがたり (幼年文学名作選 amazon
まるで狼のような犬だ。
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
たしかにかおがやつれましたよ。夕ヌキのようだったのが、キツネににてきたじゃありませんか。
小出 正吾 / 名犬コロのものがたり (幼年文学名作選 amazon
あの犬は知らない人間が近寄ってきたら、地獄の釜の蓋でも開けたみたいに吠えまくるんだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
首輪を付けてやる。野良犬は大人しかった。嫌がる素振りも見せず、衣装で着飾る女優のように、慣れた顔で座っていた。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
(真っ黒な老犬)庭の小さな陽だまりでうずくまっていると、色あせた古い絨毯のようだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
いつ頃から飼っているのですか」 「十年になります。わたしの人生の半分を一緒に過ごした計算です。だから思い出の場面の隅っこには必ず、ジュジュが坐っているのです。写真にプリントされている日付けみたいなもの。ジュジュの大きさや首輪のデザインを思い出せば、自動的に年代も明らかになるというわけです
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
一匹の痩せ衰えた犬が、霜解けの路ばたで醜い腰付を慄 わせながら、糞をしようとしていた。
梶井基次郎 / 冬の日 青空文庫
黒い大きな犬が、地面の匂いを熱心にくんくんとかぎまわっていた。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
喉に首輪の喰い込んだ犬
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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