日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 風景表現 > 水面・水中・水辺 > 海岸・砂浜・波打ち際

風が汀（なぎさ）の潮騒とともに胸の中を吹き抜けて行く

島尾敏雄 / 出孤島記　作品を確認（amazon）

この表現が分類されたカテゴリ

海岸・砂浜・波打ち際

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

潮騒（しおさい・しおざい）

胸（むね）

潮騒・・・潮が満ちてくるときの、騒ぎ立つ波の音。寄せては返す波の音。

胸・・・１．体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
２．（胸に宿るとされている、）心。想い。心中。
３．乳房（ちぶさ）。おっぱい。

ここに意味を表示

海岸・砂浜・波打ち際の表現・描写・類語（水面・水中・水辺のカテゴリ）の一覧ランダム５

目の前の海は恐ろしく静まりかえり、月が道のようにくっきりと海面を照らしていた。白い砂浜はそうっと海によりそって横たわり、はるか弓なりに続いていった。

吉本ばなな「アムリタ（上） (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ海岸・砂浜・波打ち際夜の海

リゾート地らしく、浜を取り囲むようにずらりと巨大なホテル群がそびえたっていた。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ海岸・砂浜・波打ち際観光地・行楽地・名所

（浜辺でオイルを塗りうつ伏せになった女）彼女は若い細身のイルカのようにつるつるしていた

村上春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下)　amazon

砂浜は白々とひろがって、見通しがよくきいた

三島由紀夫 / 真夏の死　amazon

足の裏がこげるほど熱い砂の上を走って

石井好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録　amazon関連カテ海岸・砂浜・波打ち際熱さ・熱い温度

このカテゴリを全部見る

「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム５

蘆洲は重たい露（つゆ）でしどろもどろに倒れている。

岡本かの子 / 渾沌未分関連カテ露（つゆ）葦（あし）

「ウワーイ」「ワーイ」「ウワーイ」　波は細かい砂を打ってその歓声に合わせるようさしては退き、退いてはさし、轟いている。

宮本百合子 / 明るい海浜

海が、波一つ立たず、錫（すず）の板を張り詰めたように鎮まっている

高井有一 / 夜の蟻　amazon

「海を前にすると人は心を開いちゃうっていうしね。」「どんなくだらないことでもいいことのようだよな。」「何をしゃべっても波が遠くにさらっていくねぇ。」「これが解放感ってやつだよ。」

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ海打ち明ける・白状・全てを語る羽目を外す・羽を伸ばす

油のような川の面

久米正雄 / 競漕　amazon

同じカテゴリの表現一覧

水面・水中・水辺の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分