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腹が満され、彼の気持は幾らか平安になっていた。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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満腹・お腹がいっぱい
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前後の文章を含んだ引用
......」小泉清が店の戸を開けて出て行こうとする深見進介の背に声をかけた。「うん、有難う。伝えるよ。」 深見進介は店を出て少し下り坂になっている山傍の道を下りて行った。腹が満され、彼の気持は幾らか平安になっていた。日は全く落ち、すでに東の森の辺りに月が上ろうとするらしく、白い明るみが、吉田山の山側から北へ続いた盆地の中の眼下の屋根屋根の瓦を照らし、その瓦の一枚一枚が鱗のよ......
単語の意味
平安(へいあん)
腹(はら)
平安・・・何の心配も無く平和なこと。変わったことも無く静かに毎日が過ぎていくこと。また、そのさま。
・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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満腹・お腹がいっぱいの表現・描写・類語(味・歯触り・舌触りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の腹は十二分に張っていた。
志賀 直哉 / 小僧の神様「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
満足気に出っぱったお腹をさすったりしていた。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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