太った体形・大きなお腹の表現・描写・類語

大きな腹を前かがみにして蛙みたいな格好

太い腹

おばさんの太った腹が私を満員電車のドアに押し付ける

毛むくじゃらの太っ腹

膨れた腹、大きな腰、大きな脚部

小柄なおばの腹部は不気味に膨れ上がっている

妊婦のように腹の突き出た女

白く盛り上がった腹部は醜くいやらしく、人間のものとは思えない

わき腹は寸胴に膨らんでいる

むくむくした丸い体

五月人形の金太郎そっくりな体格

顔も体もまん丸く太った娘

ぶくぶく太っていて、腹が大きく突き出ている

身ごもった猪のように太っている

酒樽のような体

肥満した体

体は厚手に肉付き

むくむくと太った少女

肩から背にかけて肉が盛り上がってて、腰の周りが大きい

豊かに太った体

ぷよぷよ太りの色白で、健全そうな人

もとよりいい体格だったが、ふーっと膨れるように脂肪が付いて

太り気味の大人しそうな娘

子供を産んでめきめき太りだす

幅のたっぷりした体

小太りである上に尻が大きいので、体全体が真ん中で膨れている

ぽちゃぽちゃと白い肉付き

肉付きの豊かなふっくりとした肌

むっちりと肉付きのいい体

母親になった彼女の体は、生硬な線が崩れ神経質なところがなくなって、太っている

肉付きは喉や横腹、肩先のような骨のある所までくりくりと見事に太っているが、小柄でちょこまかと目まぐるしく動くので、大柄ででっぷりした女に見るような重苦しさは少しもない

おなかのへんの肉が、自分でもわかるほどずっしりと重くなってきた。太ももなんか、自分でもぞっとするような揺れ方だ

小山のように肥えた体

女のようにふくよかな男

小柄でぽちゃぽちゃと肉付きがいい

練馬大根のように健康で太々とした女性

蛙みたいにふくれた下腹

太っているくせに軽くはずむ鞠のような身体

でっぷりと肥って、縦より横の方が広く見えそうな軀（からだ）

太っているのにキビキビ動く

下腹が蛙のように膨れ上がっている

昔と印象はほとんど変わりない。身体がひとまわり大きくなっただけだ。家族が増えて家屋が増築されるみたいに。

堂々とした体格

アメリカでのフライドチキンとの出会いから私の体重は急騰した

ホットパンツが食い込んだ腹が波を打っている

ちょうどよく熟れた梨瓜かなどのように歯ごたえのある柔らかさ、ぽっとりと好もしく見えた

身につけたワイシャツのボタンがいまにも弾けそう

冬なのに厳冬なのに額にうっすらと汗をかいていた。夏にはきっとひどいことになるのだろう。

スカートのファスナーが半分までしか上がらない。

肥満

歳とともにお腹周りがだぶつく

顎や腹や二の腕に、取り返しのつかないほどダボダボとついた贅肉

たしかに太っている。あごが二つもある。手首、足首ともに輪がはいっている。

フレンチブルドッグみたいなぽっちゃり体型

マシュマロ女子

ふっくらという言葉では到底追いつかない、大きな体格

体重は重いにもかかわらず軽んじられる存在

顔の輪郭は丸々とし、腹のあたりに少し贅肉をたたえている。黒い眼鏡をかけ、髪は短い。眉は力強いものの、たとえば漫画に出てくる熊であるとか豚であるとか、そういう趣がある。漫画に出てくる動物と違う点と言えば、彼が人間であるとかそういう細かい差異ではなくて、実に簡単で大きな点だ。彼は、可愛らしくない。

つきたての餅のような、ぽっちゃりした女

丈が低く、横にでぶでぶ太って、豚の体に人の首がついているようだ。

由美江は芋のように肥り

肥ってシマリをなくしたその体が、毀（こわ）れかかった器の中の液体のように、不意にある瞬間から無秩序なかたちで流れ出してしまう

およそ小金のできた中年の男が太り出すとしたらこうなるのだろうかと絵に描いたようなのが

相撲取りのように肥えた身体

青白く水ぶくれのように肥った母親の体

血を吸った蚊のような大きな腹

彼の腹は巨万の富と一世の自信とを抱蔵しているかの如く素晴らしく大きく前に突き出ていて

トドのような嫁

アドバルーンのような大きなお腹

あれほど太っている人を、僕は今まで見たことがなかった。まるで地面が盛り上がって、彼女という人間を構成しているかのようだ。

白く濁った張りのない脂肪

姉の身体が、一つの大きな腫瘍になってしまったようだ。どんどん勝手に増殖している。

プールに浸けたら、苦もなくぷかぷか浮かびそうな体型

臍のまわりにはそれを囲むように肉がついて、横に何本も線が入って、ゆるい渦を巻いていた。

相変わらず小太りだが、脂肪が板についてきて、小太りな人というより大柄な人という印象に見せるイメージチェンジに成功していた。

主人のめり安（やす）の股引（ももひき）の中へ押し込むと、股のあたりが丸く膨（ふく）れて青大将（あおだいしょう）が蛙（かえる）を飲んだような――あるいは青大将の臨月（りんげつ）と云う方がよく形容し得るかも知れん。とにかく変な恰好（かっこう）になった。

かなり腹が出て豆タンクのような体

黒髪のショートヘア、丸くて大きな目、赤くて大きい頬。小柄ながらもどっしりしたその体型は、まるでくまモンみたいだと、いつも思う。

ただ太っているのではなく、胸と尻が異様に大きくて妙に生々しいので、いけないものを見てしまったような気持ちになる。

小山のような大きな五体

女は子を胎（はら）んだ冬の狐のように太っている。

太っていて、みるからに元気そう

身長一七五センチで八十五キロあったから身長から一一〇をひいた健康体重からみると、二十キロオーバーだった。

脂肪（しぼう）づいた小富豪（しょうふごう）らしい身体（からだ）

古風なスカートのように肥って沈黙った女

あんなにむやみにおなかがふくれるのか私にはわからない。

まあるいおなか

寝ている宇野浩二の真似でもしてみようかと思うけれども、ふとっているので、すぐ、両肘（りょうひじ）がしびれて来るに違いない。

春先の暴飲暴食がたたって、五キロも太った。五、という数字よりも、体重が生まれて初めて五十の大台にのったことが、さすがにショックだった。未知の体重には未知の考え方があるのかと思ったくらい、自分の体を重く感じた。

ぷりぷりしたほっぺた

ブルドッグそっくりの顔に、太鼓腹のワイシャツ姿

かぶりを振ると、松丸の二重顎が震えた。

両腕と両足が、人が思わず触ってみたくなるほど肉づきがよく、しかもその感触が、この世に他に似た何かを探すことが出来ないほど、「ふわふわ」なのだった。

腹が蛙のように突き出ている

腹回りも立派になったが、

中学生なのに、中年のおばさんのように身体のあちこちがたるんでいた。

五年ぶりに会った希美子は、丸みをおびて、少し優しい顔つきになっていた。幸せな奥さんという雰囲気を醸し出している。

小肥りに肥って、体も頰っぺたもロースハムのような分家の叔父

豚みたいに肥りやがって

その肥満した体にちょうど調和した重々しい調子（の声）