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(取り乱す)目に飛び込んできたのは、何かをしようとして何もしていない満喜子の姿だった。地団駄を踏むように足を動かし、両手を意味なくさまよわせている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:31% 作品を確認(amazon)
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慌てる・焦る
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......の声が響いた。今度ははっきりと助けを呼ぶ声で、しかも尋常でない緊迫感がこもっていた。目が合った義母の顔つきも変わった。 武内に続いて、祖母の部屋に入る。 雪見の目に飛び込んできたのは、何かをしようとして何もしていない満喜子の姿だった。地団駄を踏むように足を動かし、両手を意味なくさまよわせている。 その向こう、祖母がかっと眼を見開いていた。顎をひくひくと動かし、戻したと思われる雑炊が口元を汚していた。「喉に詰まってるのよ!」 雪見の後ろで義母が叫んだ。 ......
単語の意味
地団駄を踏む(じだんだをふむ)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
足・脚・肢(あし)
地団駄を踏む・・・怒ったり悔しがったりして、両足を交互に激しく踏み鳴らす。また、それほどの気持ちになること。「地団太を踏む」とも書く。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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