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黙り込んで、口のなかで自分の舌を飴玉のように転がしている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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......く咳き込んでいる。自分の咳の音に聞き入る風情の陣治は、人々に挟まれて座席にすわったまま、やっぱり無人島に打ち捨てられた人間のように見える。 駅に着くまで十和子は黙り込んで、口のなかで自分の舌を飴玉のように転がしている。 連れて行かれた店は閉まっている。格子戸に〈本日定休〉という木札がかかっている。陣治と一緒に行動すると、なぜかこういう種類のことが多い。 しかたなくまた駅の方へ......
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舌は真っ赤で、まるで心臓の端っこが覗いてるみたい
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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