TOP > 人物表現 > 肌の状態 > ニキビ・吹き出物・いぼ
(頭のたんこぶ)粒々した毛根を指先に感じながら、熱い汗ばんだ頭皮をさぐった感触。こんもり膨れあがっていた柔らかい瘤。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ニキビ・吹き出物・いぼ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......湯。鈍く光る白目。酒臭い息。裸の身体から立ちのぼる獣のようなにおい。「ゆうべ電話したとき、仕事早めに切りあげて寄るって言ってたわよ。さっき言わなかったっけ?」 粒々した毛根を指先に感じながら、熱い汗ばんだ頭皮をさぐった感触。こんもり膨れあがっていた柔らかい瘤。 冷や汗が滲み出る。身体の内側にも黒く冷たいものが噴き上げてくる。 道端で転んで気を失っていたという陣治の言葉になんの矛盾もない。それでもやっぱりあの夜、陣治が......
単語の意味
熱い(あつい)
毛根(もうこん)
指先(ゆびさき)
熱い・・・1.温度が高いと感じる。
2.気持ちが高まった状態である。関心を寄せている。「今B級グルメが熱い」
2.気持ちが高まった状態である。関心を寄せている。「今B級グルメが熱い」
毛根・・・生えている毛の、皮膚より内側にある部分。地肌の中にある、髪の元となる組織のこと。根元部分のふくらんだ所が栄養を受けとり、細胞分裂が行われて毛が伸びる。
指先・・・手や足の、指の先端。指の先っぽ。指頭(しとう)。指端(したん)。
ここに意味を表示
ニキビ・吹き出物・いぼの表現・描写・類語(肌の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(頭のたんこぶ)粒々した毛根を指先に感じながら、熱い汗ばんだ頭皮をさぐった感触。こんもり膨れあがっていた柔らかい瘤。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
前額部に角のような 瘤 が出ている
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「肌の状態」カテゴリからランダム5
顔が汗で蠟をぬたくったように光っている
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
(舌の裏側の発疹が)赤い小さな木の実か種子のよう。じいっと見ていると、おかしな 掻痒 感が舌先から全身に緩やかに広がっていく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
細いが引き締まった白い胴の中央を流れる体毛が、一方では神々しさを醸し出してもいる。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
肌の状態 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ