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古い家具を軒先に並べた古着屋があった。僕の肉体は今まで通り、僕に確認もとらず、そこに吸いこまれるように入っていく。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 ページ位置:2% 作品を確認(amazon)
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ぼんやり・朦朧・ボーっとする
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前後の文章を含んだ引用
......衝動」という言葉は簡単で嫌いだなと思った。 僕の肉体は代々木体育館に沿って歩いているようで、たまに左手を山手線が音を立てて走っていった。石垣が途切れたあたりに、古い家具を軒先に並べた古着屋があった。僕の肉体は今まで通り、僕に確認もとらず、そこに吸いこまれるように入っていく。もう新宿からだと随分と長い距離を歩いていた。 店のなかは巨大な業務用の冷房装置から流れる強風が、ラックに掛けられたジミ・ヘンドリックスの顔面がプリントされたTシ......
単語の意味
軒(のき)
肉体(にくたい)
・・・屋根の端の下にさがった部分で、建物の外壁より突き出ている部分。
肉体・・・肉から構成されている体。生きている人間の体。生身の体。
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店の奥では、主人が半分眠ったようにぼんやり正座している。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
頭の中は、夢でも見ているかのようにぼんやりと曇っていた。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
頭は暑気にあたったようにぼうっとしている
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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心臓を踏みつけられているような息苦しさ
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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