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疲れたような血の気のない顔
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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顔色が悪い・顔が青ざめる
疲れた顔
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前後の文章を含んだ引用
......、湯殿へ顔を洗いに行こうとした時に、看護婦が、「奥様がお眼覚めで厶います」と云いに来た。 直子は仰向けのまま上眼使いをして、縁から入って来る彼を待っていた。その疲れたような血の気のない顔を謙作は大変美しく思った。 彼は枕元に坐ったが、云う言葉が見出せず、「どうだい」と無雑作に云った。 直子は静かにただ微笑した。そして静脈の透いた蒼白い手を大儀そ......
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顔色が悪い・顔が青ざめるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
顔色の悪いことといったらまるで死人のようなのですもの。
長与善郎 / 陸奥直次郎 amazon
顔色がなえた草の葉のように色褪める
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
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疲れた顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
城館の白い壁が疲れ果てた眼にうつる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
憔悴 したように顔をうつむけると、長いまっすぐな髪がばさりと落ちて、さとみの姿は壁に凭せかけられてうなだれている精巧な人形のように見えた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
蓄積している疲労を顔に浮かべて
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
急に 老けたような、 歳 と本人がずれちゃったような。疲れた顔をしている。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
肉付のよかった頰にもどこか疲れの跡が見られ
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
かろうじて、喉から漏れた空気が声になる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
「驚き」カテゴリからランダム5
はっと胸を衝 かれる瞬間があった。
梶井基次郎 / 過古
総てが夢のような気がした。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
彼女は、「──え?」と一言発したきり、絶句した。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
「顔」カテゴリからランダム5
とん子の顔は南蛮鉄 の刀の鍔 のような輪廓 を有している。すん子も妹だけに多少姉の面影 を存して琉球塗 の朱盆 くらいな資格はある。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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