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り散歩をあきらめてコンビニに行こうか、それとも当初の予定通り川まで行こうか迷い、ふみきりをわたろうか迷い、引き返そうか迷い、靴を履いた足のつま先があちこちに向きました。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:60% 作品を確認(amazon)
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うろつく・さ迷う・放浪する
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前後の文章を含んだ引用
......は人生をさぼっている。 ふみきりが上がり歩き出した人たちの足取りは、家に帰るという目的がはっきり決まっているせいか迷いがないのに対して、私はなんだか元気がなくなり散歩をあきらめてコンビニに行こうか、それとも当初の予定通り川まで行こうか迷い、ふみきりをわたろうか迷い、引き返そうか迷い、靴を履いた足のつま先があちこちに向きました。大好きな川に元気づけられたくもあったけれど、いまぼうっと一人で川なんか見ていたら、いまよりさらにニートな気持ちが高まりそうで、結局コンビニにだけ行くことにしまし......
単語の意味
爪先(つまさき)
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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豚のように臭みをかぎながら カフエーからカフエーを歩きまわった。
林芙美子 / 新版 放浪記
朝から晩まで部屋の中を、檻の中のライオンのように歩いている様子だった。
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
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とっとっとっとっしずかに走るのでした。その足音は気もちよく野原の黒土の底の方までひびきました。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
ふらふらと寂しい夢でも見ているような心持ちで歩く
徳田 秋声 / あらくれ amazon
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