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誰の方を向いたものやらと、しばらくきょろきょろしていた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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見回す・きょろきょろする
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前後の文章を含んだ引用
......柄の刺繡が入ったシャツに黒いジャケット、それに濃いモスグリーンの細身のカーゴパンツに着替えていた。顔は幾らかさっぱりしていて、髪も整えられている。笑顔だったが、誰の方を向いたものやらと、しばらくきょろきょろしていた。 関係者は、彼の平気そうな表情に安堵したが、ふと目をやった楽屋のゆかに、750ミリリットルのエビアンの瓶が一本、空になって転がっていたのを、皆がなぜか覚えていた......
単語の意味
暫く・姑く・須臾(しばらく)
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
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父の心と君の心とをうかがうように声のするほうと君のほうとを等分に見る。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
伸び上るように室内をきょときょと見廻 した。
岡本かの子 / 母子叙情
誰の方を向いたものやらと、しばらくきょろきょろしていた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
落ち着きなく周囲を見回す。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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眼を火のように光らし
夢野久作 / ドグラ・マグラ
非難のこもったおせっかいな視線を背中のあたりに感じる
宮本 輝 / 星々の悲しみ amazon
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首を倒すようにしてうなずいた
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
女性の首筋は年輪のように順序正しく年をとっていく。《…略…》少女は少女のような首筋をしているし、成熟した女は成熟した首筋をしているのだ。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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