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四畳半の寝室に電気スタンドが淡い光を拡げている。光は天井にまで届いておぼろな同心の影を浮かしている。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:0% 作品を確認(amazon)
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電気スタンド
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裏 側 四畳半の寝室に電気スタンドが淡い光を拡げている。光は天井にまで届いておぼろな同心の影を浮かしている。突然、松ぼっくりが三つ、四つ、バラバラと屋根に零れ落ちる音が響いた。夜半を過ぎて風が立ち始めたらしい。 気がつくと、テレビは走行線だけの赤紫の画面に変わっている。織り目の粗い、紬地のような色合いである。 北田洋介は布団の襟から腕を伸ばしてスウィッチを切り、それから妻の泰子の寝顔を窺った。 泰子は麻酔にかかった患......
単語の意味
淡い(あわい)
朧(おぼろ)
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
・・・ボーっとしてはっきりしない。不確かなさま。
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枯れた木々のシルエットが濃く切り抜かれて
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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