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背広を着てネクタイを締め、いかにも信用のおける風体を装わなければなるまい。
浅田次郎 / ラブ・レター「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
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フォーマルな服装(スーツ・タキシード)
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前後の文章を含んだ引用
......吾郎は人混みに入ったとたんに一張羅の革ジャンパーを脱いだ。四十に近い齢なりに客引きに転身する手もないではないが、長年親しんだジャンパーとジーンズではうまくない。背広を着てネクタイを締め、いかにも信用のおける風体を装わなければなるまい。毎日そんななりで暮らすなど、考えただけでもうんざりするし、第一金がかかる。 わずか十日前に捜索の入ったポルノ・ショップは、看板を変え、内装も変えて、早くも営業を......
単語の意味
風体(ふうてい・ふうたい)
偽装・擬装(ぎそう)
風体・・・身なり。外見。姿。その人の身分や職業を推測させる服装や振る舞い。
偽装・擬装・・・1.偽(いつ)り装(よそ)うこと。ある事実をおおい隠すための、装いや行動。他人の目をごまかすため、他の物事や状況を装うこと。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
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立派なフロックを着て、洗濯し立ての白襟 を聳 やかして、男振りを二割方上げて
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背広を着てネクタイを締め、いかにも信用のおける風体を装わなければなるまい。
浅田次郎 / ラブ・レター「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
外資系の人間にありがちなブランドものの高級スーツに靴。洒落たタイを締めた須田
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