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あのしおらしい穏やかさは、十和子を欺くための仮面に過ぎないのだ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:65% 作品を確認(amazon)
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いい子ぶる・猫をかぶる
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前後の文章を含んだ引用
......うしてベンチにすわっている自分を、陣治がどこかから見ている気がする。さりげなく首をめぐらしてみる。 食べないとわかっている十和子のために毎晩夕飯を拵える陣治の、あのしおらしい穏やかさは、十和子を欺くための仮面に過ぎないのだ。水島の妻に電話をしたり、十和子を尾行したり、陣治は陰で不穏な動きをしている。それはもうほとんど疑いようがない。単純な嫉妬からか? 何か別の理由があるのか? こん......
単語の意味
しおらしい
欺く(あざむく)
しおらしい・・・行動や言葉遣いが上品でありながら、控えめで物静かな印象を受けるさま。
欺く・・・1.上手にうそを言って、相手に本当だと信じ込ませる。だます。
2.負けずに張り合う。負けずに張り合えるほどの才能や性質を持っている。
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あのしおらしい穏やかさは、十和子を欺くための仮面に過ぎないのだ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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