TOP > 人物表現 > 性格・態度 > 用心深い・警戒心が強い
TOP > 暮らしの表現 > 暮らし・生活 > 生活苦・貧しい暮らし(日々)
長い間、苦労ばかりして来たのでよく人をうたがう
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:34% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
用心深い・警戒心が強い
生活苦・貧しい暮らし(日々)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......だろうかと思う。私は菓子折をそこへ置くと、蜜柑山に照りかえった黄いろい陽を浴びて村道に出た。あの男は、かつてあの口から、こんなことを云ったことがある。 「お前は、長い間、苦労ばかりして来たのでよく人をうたがうけれども、子供になった気持ちで俺を信じておいで……」 一月の青く寒く光っている海辺に出ると、私はぼんやり沖を見ていた。 「婆さんが、こんなものをもらう理由はないか......
ここに意味を表示
用心深い・警戒心が強いの表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
息を吹きかけると飛び散ってしまう微細なものを観察するかのように、慎重に相手の目をのぞきこむ
宮部 みゆき / とり残されて amazon
だから人と距離を置く。自分に対して好意を覗かせる人間は警戒し、内面に立ち入らせまいとする。傷つきたくないからだ。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
イタチのように何度も振り返って、確かめてから入る
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
このカテゴリを全部見る
生活苦・貧しい暮らし(日々)の表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小林多喜二 / 蟹工船
わずかな仕送りのお金で貧乏しながら、歌のレッスンに通っていた
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
端のかけた茶碗
小林多喜二 / 蟹工船
イエスであろうと、お釈迦 さまであろうと、貧しい者は信ずるヨユウなんかないのだ。宗教なんて何だろう!
林芙美子 / 新版 放浪記
風に吹き寄せられた落ち葉のような共同生活
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
このカテゴリを全部見る
「性格・態度」カテゴリからランダム5
完璧、無視する。実際、網戸の隙間から蚊が入ってきたほどにも感じなかったのだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
幇間 のようなお調子者
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
(単調な生活)朝に散歩をし、小説を書き、療養所に行って昏睡した父親のために適当な本を朗読する、そして宿に帰って眠る。そういう日々が単調な田植えの囃子歌のように繰り返された。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
くだらない生活
太宰治 / 人間失格
世の中はお金だから、お金が入ってちゃんと暮らしていけたら、何をやったっていいんだ
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
何の約束も期限も予定もない。ふやけたように実体のない毎日が、いくつもいくつも通り過ぎてゆく。 わたしは今、生活に関するあらゆる種類の面倒さを猶予されている。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
性格・態度 の表現の一覧
暮らし・生活 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ