急に 戦慄 がススッと背筋を走り抜けた。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:53% 作品を確認(amazon)
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戦慄・恐怖で震える
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前後の文章を含んだ引用
......映ゆい朝があるはずであった。 敏郎は先に眼をあけて、隣りに眠っている妻に声を掛けた。「おはよう」 しかし隣りのベッドは動かない。 彼はそのまましばらく待ったが、急に戦慄がススッと背筋を走り抜けた。新妻の眠りはあまりにも静か過ぎた。「おはよう」 敏郎はもう一度呼び掛けて歩み寄り、毛布に埋まった髪の下に掌を伸ばした。 肌は冷たかった。そして堅かった。「夫佐子......
単語の意味
背筋(せすじ・はいきん)
戦慄(せんりつ)
背筋・・・1.(せすじと読んで)背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
戦慄・・・怖くて震えること。おののくこと。「戦」も「慄」も訓読みで「おのの(く)」と読める。
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急に 戦慄 がススッと背筋を走り抜けた。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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