銀色の燈台
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
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灯台
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...... どこかで爆竹の弾ける音がすさまじく耳のそばでしている。飛行機かしら、モータボートかしら……私の錯覚から、白い泡を飛ばしている海の風景が空の上に見えてきました。銀色の燈台が限の底に胡麻粒 程に見えたかと思うと、こんどはまるで象の腹のようなものが眼の中じゅうに拡がって、私はずしんずしん地の底に体をゆりさげられているようだった。十子が......
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灯台の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
灯りが海面に映って、十字なりに伸びたり縮んだりする
島尾敏雄 / 夜の匂い「出孤島記」に収録 amazon
近くの沖にゆっくり明滅している廻転燈台の火
梶井基次郎 / 冬の蠅
遠くの灯台 まわる光が 二人の夜には 木もれ日みたい
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
白ペンキで雑に塗りつけたような小さな雲
椎名 誠 / 犬の系譜 amazon
潮のにおいが緑色のともし火のよう
川端康成 / 掌の小説 amazon
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