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午後、僅かながら空が晴れました。空は地面にのこっている水溜りにその 碧色あおいろ と白い小さな雲とをうつす。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:32% 作品を確認(amazon)
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雨上がり・晴れ間がのぞく
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前後の文章を含んだ引用
......ることができるはずでした。榎や椋の樹、紅羊歯などは、神がどの国にも与えたもうた樹木ですが、しかし、そのほかの灌木は私の今日まで見たことのない種類のものでした。 午後、僅かながら空が晴れました。空は地面にのこっている水溜りにその碧色と白い小さな雲とをうつす。私はしゃがみ、汗にぬれた首をぬらすためにその白い雲を手でかきまわす。と雲は失せ、その代りに一人の男の顔が──疲れ凹んだ顔がそこに浮んできました。なぜ、私はこうい......
単語の意味
晴れ(はれ)
碧色(へきしょく)
晴れ・・・1.天気がいいこと。雨や霧などが伴わない天気。空に雲が少ない、もしくはまったく無い状態。
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
碧色・・・青緑色。「碧」は訓読みで「あお」とも「みどり」とも読める。
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部屋へ戻ると西日が斜めに大きく射していた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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