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倦んだ哀愁が沈殿した部屋。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 ページ位置:23% 作品を確認(amazon)
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倦怠期
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......原稿をめくった。 東京で暮らす男と女の物語だった。深夜の暗い部屋で音を消した通販番組の灯りにだけ照らされる女が、地元の友達と電話で話している場面から幕を開ける。倦んだ哀愁が沈殿した部屋。男が帰ってきた音を聞いて、女は電話を切る。「へー」 そう言って野原は僕を一度見ると、地べたに座っていた腰を上げて、西側の池に向かって唾をはいた。体勢を変えて読も......
単語の意味
哀愁(あいしゅう)
倦む(うむ・あぐむ)
哀愁・・・なんとなく悲しい思い。寂しそうで悲しそうな感じ。ペーソス。
倦む・・・同じ状態が続いてイヤになる。退屈する。あきる。
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