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不幸のかたまりを、鋼の球のように胸に抱いてやってきた遠縁の少年。
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 ページ位置:63% 作品を確認(amazon)
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災い・災難・不幸
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...... 伯母の温かい掌。駆け寄ってすがりついた幼い久美子。縁台から笑いかけてくれた無口な伯父。両手を振って、保夫は自分を迎えてくれた。 家族はやさしい決意をしていた。不幸のかたまりを、鋼の球のように胸に抱いてやってきた遠縁の少年。彼らはそのとき彼らのすべてを賭けて、恭一の苦しみを治癒しようと決心していたのだ。 東大を出て、商社に就職しても、伯父は恭一の傷が癒されてはいないことを知っていた......
単語の意味
胸(むね)
鋼・刃金(はがね)
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
鋼・刃金・・・含有する炭素の量を2%以下と少なくし、鍛えて強化した鉄。熱処理によって性質を著しく変化させることができ、多用途。「はがね」の由来は、刃物に用いる金属を意味する「刃金(はがね)」から。スチール。
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不幸のかたまりを、鋼の球のように胸に抱いてやってきた遠縁の少年。
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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