日本語表現インフォ > 人物表現 > 若い・子供・青年 > 思春期
思春期の表現・描写・類語
(十九歳)男を識(し)ればすぐにも男に糸を摑(つか)まれそうな危なっかしい年齢
連城 三紀彦 / 恋文 amazon
あたしの手は動く、足も動く、動かしかたなんかわかってないのに、色々なところが動かせることは不思議。あたしはいつのまにか知らんまにあたしの体のなかにあって、その体があたしの知らんところでどんどんどんどん変わっていく。こんな変わっていくことをどうでもいいことやとも思いたい、大人になるのは厭なこと、それでも気分が暗くなる。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
感じやすい十代の息子
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
葉子の多感な心は、自分でも知らない革命的ともいうべき衝動のためにあてもなく揺 ぎ始めた。
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
私の身長はその頃また伸びて百六十二センチくらいだったろうか。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
中学の三年間。ただでさえ、多感な時期だ。不安や寂しさや孤独感や苛立ち。そんな思いが渦巻くこともあった。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
私は十六歳で、大人とはまだ言えないし子供でもなく
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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