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複雑な気持ちの表現・描写・類語
名付けようもない様々な感情は居場所のみつからぬままどこかに消えて
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
冴えに冴え返る神経と、入り乱れて火花を散らす感情
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫
心の中に吹きすさぶ感情のあらし
芥川龍之介 / 偸盗 青空文庫
不思議な感情の渦巻 きの中に心を浸していた
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
喜怒哀楽のどれか一つだけでは表わし得ない、不思議に交錯した感情
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
部屋まで数間の廊下、伸子の感情は複雑に動いた。
宮本百合子 / 伸子 青空文庫
胸に奇妙な満足と哀れみの混交した感情が揺れる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
幾つもの感情が、一時に殺到して彼の胸に溢れた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
緊張と焦りと昂ぶり、その全てが混ざり合ってパンパンに膨らんでいるようなこの時間
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
江口は嬉しさと苦さを半分ずつ味わった。
向田邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
感情が錯綜して、それを喜んでいるのかおびえているのか分らなかった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
懐かしさ、怒り、哀しみ、恨み、それら様々な感情がからみあい胸の裏側にぶつぶつ音をたてていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
空しさとやりきれなさとの入り混じった気持を抱いて、
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
一種言いがたい、嫌悪と苦痛と安堵との入れ交った刺戟
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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