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二六時中太平の時はない。いつでも焦熱地獄だ。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:94% 作品を確認(青空文庫)
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心配する・気にかける
神経質・心配性な性格
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前後の文章を含んだ引用
......明はよく我意 を得ている。昔 しの人は己れを忘れろと教えたものだ。今の人は己れを忘れるなと教えるからまるで違う。二六時中己れと云う意識をもって充満している。それだから二六時中太平の時はない。いつでも焦熱地獄だ。天下に何が薬だと云って己れを忘れるより薬な事はない。三更月下 入無我 とはこの至境を咏 じたものさ。今の人は親切をしても自然をかいている。英吉利 のナイスなどと自慢する......
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神経質・心配性な性格の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
富山のほうは 頰 のあたりを強ばらせ、いかにも神経質な印象である。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
栗鼠(りす)のように神経質
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
彼は神経過敏な人間が、はっとして目がさめるように、意識がすぐに家庭の破壊のことに走った。彼は自分ながらノイローゼになっていると思った。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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熱帯雨林にワープさせられたみたいに、どっと汗が噴き出てくる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
背中は汗びっしょり、脚の方へ汗が滴になって流れる。
林芙美子 / 新版 放浪記
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聞こえなかったはずはないのに、邦彦は武内の言葉を無視して法善寺への細道を歩いて行った。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
こういう男の厄介なところは、この時点では本心であっても、将来には裏切る可能性があるということだった。精神の脆弱さを本人が一番理解していないのだ。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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