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何千匹もの蟬が時計のねじを巻くみたいに鳴いていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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蝉(せみ)
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前後の文章を含んだ引用
......ために椅子を持ち出したところで、運転手が僕の肩を叩いて起こした。「着きました」と運転手は簡潔に言った。 ドアが開いて、夕方に近い夏の太陽が僕の顔を照らしていた。何千匹もの蟬が時計のねじを巻くみたいに鳴いていた。土の匂いがした。 僕は車を降り、背中をのばして深呼吸をした。そして夢が象徴的な種類のものでないことを祈った。6 いとみみず宇宙とは何か? 象徴的な夢があり、そん......
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蝉・蟬(せみ)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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蝉(せみ)の表現・描写・類語(昆虫・虫のカテゴリ)の一覧 ランダム5
油を焦がすようだった蝉の音も次第に消えて行く
水上 瀧太郎 / 山の手の子「俤 (百年文庫)」に収録 amazon
裏の丘陵は一ぱい蝉時雨で、丘が動き出しそうだ。
岡本 かの子 / やがて五月に「岡本かの子全集〈4〉 (ちくま文庫)」に収録 amazon
荒れた桜の森にかまびすしく 油蝉あぶらぜみ の鳴く、真夏の午後
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon関連カテ蝉(せみ)
近くの森から蜩(ひぐらし)の声が追いかけるように聞える。
志賀 直哉 / 網走まで「清兵衛と瓢箪・網走まで (新潮文庫)」に収録 amazon
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腹のふくれたぐみのような蚊
島木 健作 / 生活の探求〈第1,2部〉 (1950年) amazon
蟬 が病室のむこうで息ぐるしい程、鳴いていました。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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