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蛻(ぬけがら)の背中のひび割れは、じっと見ていると、ヴァイオリンのサウンドホールみたいな感じがしました。そして、蛻全体が、楽器みたいに鳴り響いているように見えたので、
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:96% 作品を確認(amazon)
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蝉(せみ)
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前後の文章を含んだ引用
......った蝉の声は、どれだろうかと耳を澄ましました。そして、残された蛻は、七年間も土の中で一緒だった自分の中身の声を、どんなふうに聞いているんだろうと想像しました。 蛻の背中のひび割れは、じっと見ていると、ヴァイオリンのサウンドホールみたいな感じがしました。そして、蛻全体が、楽器みたいに鳴り響いているように見えたので、僕は、この句を思いつきました。」 悠人は、弟の死のことにも、父親の死のことにも一切触れていなかった。けれども、里枝は、この「桜の木」というのは、夫が「自分の木」......
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背中(せなか)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
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蝉(せみ)の表現・描写・類語(昆虫・虫のカテゴリ)の一覧 ランダム5
せみの声網目の如し
林芙美子 / 新版 放浪記
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荒れた桜の森にかまびすしく 油蝉あぶらぜみ の鳴く、真夏の午後
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon関連カテ蝉(せみ)
虫たちの声が地の底からうねってきた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
長い蟻の行列が、墓地の一画をえんえんと横ぎっている
阿部 昭 / 阿部昭集〈第4巻〉父と子の夜 無縁の生活 ほか amazon
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