トンボの表現・描写・類語
杉林の前には、数知れぬ蜻蛉の群が流れていた。たんぽぽの綿毛が飛んでいるようだった。
川端 康成 / 雪国 amazon
朱ザヤのような照りのある、小がらの赤トンボ
山本 有三 / 波 amazon
淡いオレンジの夏アカネだ。七月も終わりになる頃、このトンボは、あたしたちの街のあちこちに、群れて飛ぶ。夏の盛りと秋の始まりが、もうそこまで来ていた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
空には赤とんぼが、江戸の秋を染めている
吉川英治 / 無宿人国記 青空文庫
(やんま)翡翠 の大きな眼、黒と黄の段だら染め、細くひきしまった腰から尾への強い線、──みんな美しい。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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