焼夷弾と爆弾では凄みにおいて青大将と蝮(まむし)ぐらいの相違があり
坂口 安吾 / 白痴 作品を確認(amazon)
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単語の意味
焼夷弾(しょういだん)
蝮(まむし・はみ・たじひ)
焼夷弾・・・高熱を出して燃える薬剤(焼夷剤)が詰め込まれた爆弾。空から落として、敵の陣地や建物を焼き払う。
蝮・・・クサリヘビ科の毒ヘビ。体は短小で、頭は三角形またはスプーン形。輪形で黒色の斑紋が多い。攻撃性が強くて毒は強力。強壮剤などになる。「はみ」「たじひ」は古名。
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戦場・戦争の表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
爆撃機が、群がる鴉(からす)のように、執拗な襲いかかりで町を破壊する
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
狐火のような焔が暗い空からチョロチョロ這い降りて来ては、ぱっと地上に燃えつく焼夷弾
山崎 豊子 / 暖簾 amazon
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爆弾・手榴弾の表現・描写・類語(武器のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「対立・敵対」カテゴリからランダム5
林芙美子 / 新版 放浪記
喧嘩というのは、こうしたものなので、にぎやかにやって、しかも手っ取り早いのがよいのである。 喧嘩の〔喧〕は〔喧ましい〕ということで〔嘩〕の字は口偏に華々しいの〔華〕をつけたものだ。 喧ましくて、華々しくやらなくては〔喧嘩〕ではない
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
この家から出て行け! あんたがいてたら空気腐る
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「イベント」カテゴリからランダム5
(F市での空襲)医学部とF市とは二里も離れてるのに窓がふるえるほど重い地ひびきが伝わり、高射砲の 炸裂 する音がパアン、パアンと聞えてきた。灰色の雲の中をB 29 が鈍い眠い音をたてて何時までも飛んでいた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
夏休みのせいか、道がひどく混んでおり、ノロノロ運転が続いていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
軽い渋滞が起きていた。無理やりに車線変更をする車が後を絶たず、短いクラクションの応酬が何度かある。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
地球の一部がどかんと凹んだような戦車壕
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
「武器」カテゴリからランダム5
北の方の空を遠雷のような 唸りを伴った砲声が渡り始めていた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
弾丸を装填された拳銃を受け取り、(弾丸が入っていないときに比べて)その重みが増したことに気がついた。さっきほど軽くはない。そこには間違いなく死の気配があった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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