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まるで腕の悪い泥棒が無理矢理押し入ったみたいな有様で窓ガラスが割れている
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで 作品を確認(amazon)
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硝子(ガラス)
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硝子(ガラス)の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ガラスは糊でも塗ったように埃りで汚れて、曇っている。
葛西 善蔵 / 悪魔「葛西善蔵全集〈第1巻〉 (1974年)」に収録 amazon
ガラスが棘のような破片となって突き刺さる
河野 多恵子 / 夢の城 amazon
湖面を想像させる冷い硝子
岡本かの子 / 母子叙情
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(路線)それは東西の町を結ぶ路線から、北の山側に向かってまさに盲腸のようにはみ出した、たった三つしか駅のない単線だった。他の路線がどれも互いに交差し、合体しながら、地図の先まで延々と続いているのに比べ、それはあまりにも呆気なく短かった。誰かが気紛れに取り付けた余分な突起、といった風情で、終点の駅はどこにつながることもできないまま、ぽつんと取り残されていた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
(石像)庭には翼を広げた鳥をかたどった人の胸くらいの高さの台座のついた石像が置かれていたが、そのまわりにはたっぷりと雑草が茂り、とりわけ丈の高いセイタカアワダチソウは先端を鳥の足もとにまで届かせていた。鳥は──それがどんな種類の鳥であるのかは僕にもわからなかったけれど──そんな状況に苛立って、それで翼を広げて今にも飛び立とうとしているかのようだった。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
石突きの長い雨傘を持って、ポクポク道を歩いている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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