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驚愕きょうがくたががゆるんでだんだん持前の本態に復する
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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我に返る・意識が戻る
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前後の文章を含んだ引用
......人も有れども無きがごとき有様である。  主人は無論、さすがの迷亭もこの不意撃ふいうちにはきもを抜かれたものと見えて、しばらくは呆然ぼうぜんとしておこりの落ちた病人のように坐っていたが、驚愕きょうがくたががゆるんでだんだん持前の本態に復すると共に、滑稽と云う感じが一度に吶喊とっかんしてくる。両人ふたりは申し合せたごとく「ハハハハハ」と笑い崩れる。鼻子ばかりは少し当てがはずれて、この際笑うのははなはだ失礼だと両人......
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